映画 ing

自分しか表現できない男と、
誰かにしかなれない男。

ボクシングを通して見えたのは、
本物の強さだった。

テル ( 吉村界人 ) は負けなしの新人ボクサーだが、その破天荒な性格のせいで人を近寄らせない。
そんな彼を唯一慕うベン ( 磯村勇斗 ) は、生まれつき人とのコミュニケーションが苦手で、いつもテルの金魚の糞のように彼を追いかけている。二人は正反対だが本当の兄弟のようだった。
きっかけは、怪我によるテルのボクシング引退。
生き甲斐ですらあったボクサー・テルの喪失によって、ベンのまだ見ぬ力が開花され始める。
これは自分しか表現できない男と、他人にしかなれない男の逃避行、いや、戦いの物語だ。

主演: 吉村 界人 磯村 勇斗

吉村 界人 (テル)

吉村 界人

-Profile-
1993年2月2日生まれ、東京都出身。
2014年、『ポルトレ -PORTRAIT-』にて、映画主演デビューし、以降は数々の映画、ドラマ、CM などで活躍。
2018年、第10回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。


-Comment-
僅かでも、誠実さ故の真剣である瞬間があればそれは必ず報われる時が来ると信じて、僕自身も今走っています。
それが、人から見れば虚勢や無秩序だったとしても、肯定しながらも励ましてくれているような物語だと思います。
この主人公と同じ様に、自分自身の人生もまだ⻑い登るしかない坂の途中なので、不格好でも今は走るしかないという心を持って、カメラの前に立とうと思います。

磯村 勇斗 (ベン)

磯村 勇斗

-Profile-
1992年9月11日生まれ。静岡県出身。
2015年、『仮面ライダーゴースト』でアラン/仮面ライダーネクロム役を演じ、注目を集める。
さらなる飛躍が予感される逸材を調査した『2020年ネクストブレイクランキング』で第1位に輝いた人気実力派俳優。

-Comment-
ベンという役は、これまでの俳優人生の中でも、最も演じるのが難しい人物だと感じています。生半可な気持ちでは決して臨めない、だからこそ責任を持ってベンを生きなければならないと強く思っています。
役柄も生き方も正反対の2人が、芝居、ボクシングを通してどのようにぶつかるのか、その先にどのような景色が見えるのか、今から胸が高鳴っています。

監督:川島直人

日本大学芸術学部映画学科映像コース出身。GunsRock所属。
2015年「始まりの鐘をならせ」でFOX短編映画祭にてグランプリを獲得。2017年オフィスクレッシェンド主催「未完成映画予告編大賞」でグランプリを獲得し、翌年「高崎グラフィティ。」で長編デビューを果たす。